建築材料
私が建築の仕事をしていると言うと、家を想像される方が多いと思いますし、確かに住宅などの建築をしているのですが、業務内容としては本当に多岐にわたっており、目に見える全てのものが建築だと言う事が出来ます。
つまり、24時間もの間、建築に囲まれて暮らしていると言う事であり、世の中に存在しているものは建築と関わりを持っているのです。
建築には様々な材料が使われており、一般的に木材やコンクリート、プラスチックやタイル、布や化学材料、ガラスや鉄、挙げていくとキリがないぐらいありますし、もしかすると私が知らない材料も存在するかもしれません。
当たり前の事ですが、建築家としては創り上げるために、使用する素材の性質について知っておく必要がありますが、全ての材料に関わることは難しく、人生を生きられる時間というものは限られていますので、一生分では足りないのです。
また、人それぞれ違いますので、各分野に精通した専門家がいるもので、その人達の知恵を借りながら建築家は設計を汲み上げているのが現状です。
長年、建築に携わっている私ですら、その分野に強い人から教えてもらったり、貴重な意見をもらったりして、真摯に受け止めているくらいです。
そこにプライドを持ち込む人は成長しないでしょうし、その分野に生涯を掛けてきた専門家たちの情報は、喜んでいただいておくことが建築家として、人間として大きく成長させてくれます。
建設業許可を専門とする行政書士です建設業許可申請
日本を代表する杉の木
家屋の建築材料として使用される木材に付いて考えていこうと思いますが、日本を代表する杉の木をイメージしてみてください。
木造住宅では一般的にしい用される材料なのですが、シベリアで育てられている杉材は、日本の杉と比較すると、木目が全く違うことに気が付きます。
これは気候の差が大きいのですが、寒風が吹き荒れる極寒のシベリアの杉は、一年の間で少ししか成長することが出来ないため、年輪幅も小さく感情な材料となります。
その反対に日本の温暖な地域で育った杉というのは、育ちも早く年輪幅も広いです。
そのため、シベリアの木とは異なり、柔軟性があって柔らかく、強固な材料とは言えませんが、値段が安くて加工しやすいという点ではメリットはあります。
デザイン的に赤みが目立ってしまうため、見えるところには使われることがなく、柱や下地として使われることが多いです。
また、溶剤として使うために切りだしてしまうと、時間が経過するとともに空気に触れて変化し、鉄分を含むことによって赤みを帯びてしまうので、金属と一緒に使用すると黒ずんでしまう場合もあるので、家屋の内部に使用されているのです。